菅仙谷3 指月橋【24】

旧三沢川に架かる橋で、江戸名所図会による寿福寺十景の一つに数えられます。
「調布日記」によると「曹溪月を指し、霊山月と話す」とあり、この「月を指す」 から「指月(しげつ)」と名付けられたといわれます。橋のたもとに建てられた説明看板に 「義経が藤原秀衡(ひでひら)を頼って奥州へ赴く途中、寿福寺へ向かうためこの橋 に来たものの、橋が朽ちて穴が空いていたため馬からおりて橋を点検した。ふと夜 空を見上げると満月が輝いており、満月を指差したことが指月橋(しげつばし)の由来とされる」 旨が記されていますが、現在の歴史解釈とは異なります。

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