教養講座「座禅体験と涅槃図拝観」
2月14日(土)、菅の古刹の一つである臨済宗建長寺派の玉林寺において「座禅体験と涅槃図拝観」(主催:菅町会教養部)が行われました。当日は、善男善女21名が参加し、玉林寺16代住職である大塚高道和尚より指導をいただき、体験しました。
座禅を始めるにあたり、大塚和尚より座禅の仕方について、座り方や足の組み方、呼吸の整え方(数息観・すうそくかん)、心を整えるヒントなどの説明がありました。また、合掌の際の手の合わせ方も丁寧に教えていただきました。
その後「般若心経」を全員で唱え、文殊菩薩に合掌し座禅に入りました。初めて座禅をする参加者もいるため、最初は3分間、続いて8分間、最後は13分間と3回に分けて座禅しました。
最後は「四弘誓願文(修行の根本とする四つの誓いを唱える経文)」を全員で唱えて座禅を終えました。
座禅のあとは、本日のもう一つの目的「涅槃図」を拝観しました。「玉林寺の文化財 解説シート」が配布され、涅槃図の表しているものや、見方(楽しみ方)や謂われを丁寧にお話いただきました。玉林寺所蔵の涅槃図は、約200年前の文化14年(1817年)に菅村の人々の発願により制作奉納されたもので、縦232.3cm、横271.5cmの大きさがあり、岩絵の具を使って描かれているため200年たった今でも鮮やかな色合いを保っていました。(川崎市重要歴史記念物)
涅槃図を目の当たりにした人々は、あまりの素晴しさに暫くはその場から動けないほどでした。
参加者の声をいくつかご紹介いたします。
- 座禅は初めてだったので、和尚さんが丁寧に説明してくださってありがたかったです。
- 座禅中に肩や背中を打つ木の棒(警策・けいさく)が文殊菩薩の手を表したものであると初めて知りました。
- 警策で叩かれるのは、ダメだしの意味ではなくて、励まして応援してもらうような優しい感じと聞いて、安心しました。それがわかってよかった。
- 初めての座禅。心を無にするのは難しく、足が痛いなと思ったり、特に3回目は長く感じました。ですが、何も考えないという時間は本当に初めてだったので、こういう時間も大切だと気づけたので、生活に取り入れたいと思いました。
大塚高道和尚からのお話
- 子どもを対象とした、社会福祉協議会の企画ではこれまでも座禅体験やってましたが、菅町会の企画としての座禅体験は初めてでした。座禅を体験して、気に入って、生活に取り入れてくださったらうれしいです。玉林寺のこと、涅槃図を見たことない方にもっと知っていただけると幸いです。
- 「涅槃図」はいつでも拝観できるようにしていますが、前もって連絡をいただけると、確実にご覧いただけると思います。
- 毎月第4日曜の17時~18時に玉林寺にて、座禅会をしています。ご興味ある方は、直接お越しください。
<玉林寺(川崎市多摩区菅馬場二丁目20-1 044-944-3437)>













