菅馬場6 菅馬場森林保存地区【56】

以前はガソリンスタンド付近まで、寺尾台団地の北側の丘陵が張り出していました。その山の先にあたるので、この付近を「山崎」と呼んでいました。女子大通りの整備のため削られ、残された山は今も菅馬場に入っている地域で、豊かな緑地が残されており、貴重な植物のタマノカンアオイなども自生しています。室町時代に「寺尾若狭守」という豪族の築いた山城(寺尾城)があったといわれます。寺尾の名は昔、この地に寺院があったからといいます。山林とその周辺には畑があって、菅と生田の人が入会地として利用していました。

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