菅野戸呂9 稲田堤桜の碑【16】

菅村の有志が発起人となり結成された稲田堤桜樹保存会は、明治31年(1898)に多摩川の堤防を強固なものにするため日清戦争勝利を記念して、中野島境から矢野口に至る約1.8kmの堤に251本の桜の苗木を植え、神奈川県に寄付しました。
この稲田堤の桜はやがて東京近郊の桜の名所の一つになりました。大正から昭和初期にかけて花見客で賑わいました。戦中戦後の燃料不足や道路改修のため切られ、残っていた桜も昭和40年代に姿を消しました。
この碑は大正11年(1922)に建てられました。