菅のトリビア【40】大丸用水の樋門(菅稲田堤)

40.大丸用水の樋門

令和元年の東日本台風の浸水被害は大丸用水等の水路からの越水が原因の一つにあげられている。大丸用水の樋門は開口状態で、三沢川の水位上昇で一時的に大丸用水水路への逆流が発生した可能性がある。県の川崎治水センターでは樋門にポンプ施設の設置や樋門改修に取り組み、三沢川の水位が増水し護岸天端-3.0mに達した際には、樋門全閉を開始、水位が低下し護岸天端ー1.5mまで下がった場合は樋門を全開に向け引き上げる、水位が低く護岸天端ー3.0m未満のときは樋門を全開にしておくなど、細かい操作手順が決められている。樋門付近にはライブカメラが設置されていて、五分間隔で更新される静止画の画像になっている。 (画像は樋門付近のライフカメラ)