理事研修旅行の報告
令和4(2022)年度の理事研修会は、1泊2日で伊豆方面に出かけました。
今から64年前1958年9月の台風22号により狩野川が大氾濫し、1269名の尊い命が奪われました。伊豆半島内陸部ではたびたび水害が生じていましたが、このような水害が2度と起こらぬよう1965年に現在の伊豆の国市に約700億円の国費をかけて狩野川放水路が完成しました。
全長約3km、ほとんどがトンネルで毎秒2,000立方メートルの水量を駿河湾にバイパス、完成以降は水害は発生していないとのこでした。規模は少し小さいですが、まもなく完成予定の登戸立橋東側で多摩川に放流する五反田川放水路と対比しながら見学しました。