菅のトリビア【59】城下稲荷社(城下)

59.城下稲荷社
稲荷神を信仰する村人が初午に祭礼や参詣をするための組織が稲荷講です。「いなり」は元々、「稲生り(いねなり)」の意味がありましたが、後に稲を荷(にな)う神の姿から稲荷の文字があてられたといわれます。
旧暦2月の初午は農事開始に時期にあたり、これから始まる農作業にさきがけ、稲荷社に豊作を祈願したと考えられます。城下集落でも初午には、現在23軒の講員が稲荷社に集まり、「奉納稲荷大明神」などの幟を掲げ、お神酒、油揚げ、赤飯などを供えます。当番(ヤド)には講員が集まり飲食をして祝います。人々にとって娯楽の場でもありました。油揚げは稲荷神のお使いのキツネの大好物だとされます。菅地区には他集落に、野戸呂稲荷、芝間稲荷、仙谷稲荷、稲荷森稲荷(川原)、塚戸稲荷(馬場)があります。

