菅のトリビア【55】お日待ち(菅)

55.お日待ち
ある決められた日の夜、近隣の仲間が集まり忌みこもって夜を明かし、翌朝には日の出を拝む行事です。この行事は原始的な太陽崇拝に基づき、日の出を待ち拝む事にあると考えられますが、日待ちのマチはマツリと同語源であり、身を清め神を祈願・感謝して祀り、共に一夜を明かすことが重要でした。菅では毎年正月15日に八雲神社で「お日待ち」が行われます。今日では夜を徹することもなく、社殿にて神事として地域の五穀豊穣と安寧を願う祈年祭が行われます。昔は菅の各地区で正月に限らず日待ち講が行われて、楽しみが少なかった人々の娯楽の場であり、地域の連帯感を高め合う役割を担っていました。芝間地区では「びしやこう」と呼び平成10年代まで行われ、野戸呂ではまだ続いている行事です。

