菅のトリビア【11】フルーツパーク(菅仙谷)

11.フルーツパーク

最初は宿河原にある「川崎市緑化センター」の分場として、昭和34年「川崎市園芸技術普及農場山地果樹試験地」として設置され、梨、桃、柿などの栽培技術や品種改良に取りむ試験地でした。それを市民への解放を含めた拡張整備し、昭和47年に「フルーツパーク」と名称を変えて開園、多摩丘陵の自然を生かし海抜約97mの高台からは、多摩川や東京の高層ビル群が一望でき、四季を通じ成長する梨、栗、柿、桃、みかんなどの果樹の移り変わりが観察できました。2棟あった熱帯果樹の温室では、バナナ、マンゴ、パパイヤなど50種をこえる果樹が生い茂っていました。平成20年に現在の名称「川崎市農業技術支援センター」に組織改編され、果樹、野菜、花卉にわたり技術支援を行っています。
(右の枝垂れ桜は今も健在)