JR稲田堤駅自由通路開通式典のご報告

JR稲田堤駅橋上駅舎、自由通路が完成し、「JR稲田堤駅自由通路開通式典」が2024年6月2日(日)に行われました。この式典を終えた、濃沼健夫菅町会長にコメントをいただきました。

 本当に長い年月を要して漸く実現した事業です。

 菅町会からはこの関連で市議会に2回ほど請願させて頂きました。工事の概要が固まってからも、民地の買収が思うように進展せず、この事業が消えるかも知れないという状況になったことも、また工事が始まってからも、近隣住民から深夜工事で騒音が激しく、睡眠不足をどうしてくれる、南側の道路が狭い中で南口入口を設けるなら交通整理のガードマンが必須などの訴えがあり、工事関係者と大変厳しい折衝の仲介など、苦労しました。

 この自由通路の完成で、踏切をくぐる行為がなくなり(菅小学校の先生からは大人が交通違反をしているのを子どもたちに見せつけないでとのクレームが何度かありました)、菅の地域から鉄道に絡んだ交通事故が無くなることを願っています。

 式典終了後のテープカットが、橋上駅舎の北側入口の開設とオンラインで繋がったことは初めての経験でした。
 また、多摩高校ギターアンサンブル部による古賀政男氏作曲の「丘を越えて」のフルバージョンが流れたことは、会場参加者にとって、とても感動的でした。

2024.6.10 濃沼