川崎市総合防災訓練が菅で行われました

9月3日(日)晴天の下、多摩川河川敷の菅多目的広場と南菅中学校の2会場で、マグニチュード7の地震が起きた場合を想定して「川崎市総合防災訓練」が川崎市、神奈川県警、陸上自衛隊、消防署、日本赤十字、聖マリアンナ医科大学、日本医科大学など多くの機関が参加して行われました。

南菅中学校では避難所運営訓練、防災啓発が行われました。

菅多目的広場では10時40分にヘリコプターによる上空からの情報収集訓練があり、次にトラック、ショベルカーによる道路の障害物を撤去して緊急車両の交通路を確保する訓練が行われました。続いて、消防車両、救急車両、自衛隊車両が現場に到着し建物や事故車両に残された被災者を救助する訓練が開始されました。

自衛隊はチェーンソーで建物のドアを切断して救助を行い、一方、消防隊は事故車両に閉じ込められた被災者を油圧カッターでドアを切断して車内から救助する様子を見ることができました。

会場上空に再度ヘリコプターが現れ、緊急車両が近づけない場合を想定して、被災者を地上から吊り上げる訓練も行われました。最後に建物で火災が発生したことを想定し、消火を行う放水訓練が消防隊によって行われました。

閉会式で福田市長が閉会の言葉を述べて12時に川崎市総合防災訓練は終了しました。