菅北浦10 出店(でだな)の地蔵【41】
府中街道の新三沢川橋 東に、菅地蔵の第4番目の「出店(でだな)の地蔵」が祀られています。(「稲田堤駅入り口」バス停の傍ら付近です。)ここには二体の地蔵が祀られています。二体の並んだ地蔵について、言い伝えがあります。
ここの地蔵の顔がのっぺらぼうだったので、新しく造り替え、古い地蔵を梨の畑に放置しておいたところ、40年ほどしてこのお地蔵さんが半分埋まっているのが見つかりました。「このままではいけない」と日本民家園に寄贈したところ、それ以降、この街道で交通事故が続き、「お地蔵さんを移したタタリだ」という噂が広まりました。そこで返却してもらい、地蔵小屋に新旧の二体を収め祀ったところ、交通事故はピタリと無くなったといいます。