八雲神社で「お日待ち」、伝統行事で地域の安寧を願う
「お日待ち」は、元々は決められた日の夜に近隣の仲間が集まり、こもり明かして翌日の日の出を拝む行事でした。菅でもいくつかの集落で行われていて、わりと最近まで芝間地区で行われていたようです。八雲神社では前身の天王社の時代は行われていたようですが、明治元年の神仏分離令で中断され、時を経て神事として復活されたようです。
今年も1月15日に関係者が列席する中、八雲神社の社殿にて「五穀豊穣」と「地域の安寧」を願う行事として引き継がれた祈年祭の神事が、二人の神主により執り行われました。
併せて正月のしめ縄飾りをお焚き上げる「どんど焼き」も行われます。あいにく寒い小雨の降る中を訪れた参拝者には、主催の菅氏子会のメンバーから暖かいお団子やお汁粉が振る舞われました。