菅野戸呂6 菅のさく井【13】
この建物の中にはさく井(井戸)があり川崎市の水道水源の一部になっていました。きれいな地下水を直径6m、深さ15mほどの井戸から水中ポンプにより自動的に組み上げ、浄水場に送り飲料用水に利用されていました。
川崎市水道局が発売している「生田の天然水 恵水」は菅のさく井から採水されています。
菅地区には昭和10年代にさく井が6カ所作られ、さく井に沿った道に送水管が埋設されたので、その道を「水道みち」と呼びました。 その後昭和30年代に工業用とかんがい用のさく井が6カ所新設され、現在、菅地区には計12のさく井があります。